"Castle Green" 冬のツアー



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パサデナの街を歩いていると、一際目を引く建築物がある。

”キャッスル・グリーン”

かつて”グリーンホテル”と呼ばれていたパサデナを代表する、独特な建築様式(ヴィクトリアン様式とムーア様式との混合ともいえる)の豪華ホテルの別館であった。



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建築家 フレデリック・ローリグ により1898年に建てられ、第23代アメリカ合衆国大統領、ベンジャミン・ハリソンをはじめ、各界の有名人がこのホテルを訪れた。


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また非公開の会員制社交クラブのValley Hunt Clubの活動拠点としても繁栄した。


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その後、1924年に常連客グループにより別荘として買い上げられ、現在はコンドミニアムになっているので、通常、一般の人々が敷地内を見学することはできない。
だだし、年2回、5月と12月にそれぞれ1日づつ、それが可能なツアーを設けてあって、クリスマスシーズンに行う冬のツアーが、今回参加した ”Holiday Tour at the Castle… Sunday December 3, 2017"である。(以前の記事より引用)



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すっかりクリスマス支度のキャッスル・グリーンである。


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「ようこそキャッスル・グリーンへ〜★」 かつてのティム・バートン監督の部屋? 20X号室


"The Sting"をはじめ"The Last Samurai" デビット・リンチ監督の"Wild At Heart"など数多くの映画のロケ地にもなっている。詳しい資料はこちらのサイトから〜映像も観れるよ。


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前回と同じく各階の住人の部屋へと向かう。

ツアーの始まりだ。



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40Z室は初老の名のあるピアニストの部屋。
木漏れ陽が最高の角部屋。


そして、5月のときもアップしたミロやカンディンスキー、ブランクーシ、ヘンリー・ムーア、カルダーなどキュビズムやモダニズムのアートイメージで空間を構成している40X号室。

個人的に大好きな部屋なので、今回は多めに写真をアップ〜☆

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続いて、50Y室は何ともいえない良い香り(ルームフレグランス)に満ちていた。
グリーングレーの壁を中心にした色あいでまとめてあって素敵だ。
たぶん、今回初めて入った部屋。



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そうそう、5階に空いてる部屋も発見。


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Now on sale〜☆




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私のロゴ画像になっているバスルームの窓がある部屋、50X号室。



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6階にあがると最も個性&インパクトの強い60▽号室がある。


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極めつけは、逆さにデコレーションしたクリスマスツリーだ。


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かつてはクリスマスツリーは天井からぶら下げられていたという伝説がある。

7世紀に英国デヴォンシャー (Devonshire) の修道僧が福音を伝えるためにドイツに行き、後にクリスマスツリーの発祥地となるテューリンゲン( Thüringen)に滞在していた時に、この修道僧が父、子、聖霊の三位一体(Trinity)を表すための”写し”として、モミの木を三角形にしたものを使ったという伝説が伝えられている。
それまでは、カシの大木を神の聖なる木として崇めていたのが、それ以後、キリスト教徒は、モミの木を神の三位一体の木として崇め始めた。

その形は十字架に磔にされたキリストの姿に似ていたので、12世紀になると"神の象徴"としてクリスマスの時期には、モミの木は中央ヨーロッパと東ヨーロッパの天井から逆さまに吊り下げられるようになったのである。

文章は一部脚色したが、こんな説明だった。



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なぜか"エルビス"が飾りつけられていた〜(笑)


最後に、同じ6階にある夕日に包まれた部屋、60X号室。


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どの部屋もクリスマスツリーが飾ってある。


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個人的には、こういうシンプルな部屋が落ち着くけどね。


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全部訪問していくとだいたい20近くの部屋(家)を見ることになる。

それぞれ思い思いの美意識で部屋を作り上げている感覚がはっきりしていて、訪れる側にとっても非常に興味深い経験だ。



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ひととおり各階への訪問も終わったので、階段を下ってロビーへと戻る。

窓の外はすっかり暗くなっていた。



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アップしたい写真が多くて、つい記事が長々となってしまったが〜ご愛敬ということで。


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"Castle Green"2017 冬のツアー

今回も充分楽しめた休日の午後だった。



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Castle Green

99S. Raymond Avenue
Pasadena, CA 91105
http://castlegreen.com/about/





by TERAN3_3 | 2017-12-11 03:04 | Season | Trackback(1)
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