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クリスマス休暇を利用してのサンフランシスコの旅。
ちょっとマニアックかもしれないけど、朝一に訪れたヘイトストリート (Haight Street)をなんとなく進んでいくと、フィルモアの通りにぶつかった。



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上部に網のように電線が張り巡らされている通りはサンフランシスコのいたる所にある。
市内を走る電気バスは、本体上部から長い角のように突き出した2本のバーを通してその電線からパワーをもらって走っているのだ。



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ところでフィルモアというとイメージするのが、やはり60年代から70年代に隆盛を極めたライブハウス、”フィルモア・オーディトリアム”とそこが移転して作られたフィルモア・ウェスト、そしてニューヨークに姉妹店として存在したフィルモア・イーストである。
いずれもロック史とジャズ史の伝説となっている場所だ。
そこのライブ演奏を収められた名盤は枚挙にいとまがない。



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60年代のカウンターカルチャーに溢れた時代背景。

そんなことを考えながら、フィルモアの交差点を後にして、ヘイトストリートを進んでいくとお目当てだった場所にたどり着いたようだ。




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そこはフラワームーブメントの発祥地、ヘイト・アシュベリー (Haight-Ashbury)だ。




p.s.. 今年もいよいよラストデイとなりましたが、ほとんど年末らしいことはしていません。
去年の年末はデスバレー国立公園(Death Valley National Park)にて初日の出を拝みに行ったのですが、今年は31日まで仕事なので、パサデナで正月を迎える予定です。
ところで先ほどネットを見ていたら、なんとカリフォルニア州では、レスキューされた動物以外をペットショップで売ることを禁じる法律が1月から施行されるとのニュースが出てました。
この画期的な法律によって、動物の虐待や殺処分が激減することを願ってやみません。
かなり年末にいいニュースだったので、ここに載せて置くことにします。


それでは皆様、良いお年を。





使用カメラ : SONY α7Ⅱ(ILCE-7M2)
使用レンズ : SONY FE 24-70mm F2.8 (GM SEL2470GM)







ホースシューベンド(Horseshoe Bend)


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アリゾナ州ページにある、かつては知る人ぞ知る秘境であった。
コロラド川が蹄鉄(horseshoe)の形に穿入蛇行しているところからその名がつけられた。
現在もハイウェイ89の車道から大きく外れた場所にあるため、かなりの距離を歩くことになるのだ。
だが、そこを目指してたどり着いた者だけが、この絶景を目にすることができるわけだ〜☆



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うん...まぁ、しかし何だね。


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そんなことよりも「メリークリスマス」だよねー:-o





使用カメラ : SONY α7Ⅱ(ILCE-7M2)
使用レンズ : SONY FE 24-70mm F2.8 (GM SEL2470GM)
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Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm f2 ASPH







アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)


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アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオン(幅の狭い渓谷)と同じく、周囲の砂岩(ここではナバホ砂岩)の侵食によりできた何百年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものである。特にモンスーンの時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげる。その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作る。こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成された。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より



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アンテロープ・キャニオンは2つの岩層から成り、個々にアッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンと名付けられている。


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またここはアメリカ合衆国最大のネイティブアメリカンの自治区であり、ナバホインディアン居留区内にある。そのため、居留区への入場許可証が必要な地域であり、ナバホ族のガイドの同行なしには見学ができない特別なキャニオンなのだ。


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今回、事前にツアー予約 (Kens Tour) をして訪れたのは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンの方で、ガイドの案内のもと峡谷の地下深くへ、さながら探検家のように登ったり降りたりして進んでいく。


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洞窟のような峡谷内は、上から差し込む光が岩のフォルムに幾重にも屈折して波打つような幻想的な空間になっている。


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ナバホの言葉でハスデトワジ(Hasdeztwazi)の別名もあるロウワー・アンテロープ・キャニオン。
「螺旋の岩石アーチ」という意味である。
ここが、かなり多くの写真家を惹きつけてやまないという話も納得の景観。
まさに水、光と影が螺旋する地球の芸術だ。



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約70分のツアーを終えて下界へと戻ると、ランドマークになっている火力発電所の煙突が、白い煙りをあげていた。
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アッパー・アンテロープ・キャニオンにも行きたかったのだが、先の予定が詰まっていて断念。
次の目的地、ホースシューベンド(Horseshoe Bend)へと向かった。






使用カメラ : SONY α7Ⅱ(ILCE-7M2)
使用レンズ : SONY FE 24-70mm F2.8 (GM SEL2470GM)








インスピレーションポイント(Inspiration Point)からブライス ポイント (Bryce Point) へは徒歩で向かった。
緩やかな山道だがスケールのある絶景が見られる。



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吸い込まれそうな景色の連続だ。


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自然が創り出した造形。

”天国への門”



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終点のブライス ポイント (Bryce Point)からの眺め。
標高が高く、 ここでは馬蹄形をしたキャニオン全体が見渡せる。


そして、夕刻、再びインスピレーションポイント(Inspiration Point)へと戻った。



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”サンクスギビングの旅”より

(もうすぐクリスマスだけどね。)






使用カメラ : SONY α7Ⅱ(ILCE-7M2)
使用レンズ : SONY FE 24-70mm F2.8 (GM SEL2470GM)
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少し時間を戻して、サンクスギビングの休暇を利用しての旅。


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ユタ州 ブライス・キャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)


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標高が高い場所なので、雪がすでに積もっていたが、車の運転にはさほど支障はなかった。
幸い天気に恵まれ、晴天の日々だった。



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サンセットポイント(Sunset Point)〜サンライズポイント(Sunrise Point) にかけての風景。
まさに尖塔の峡谷だよね。



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尖塔群 (Hoodoo) と呼ばれるギザギザの奇岩は、風、水、氷による川床と湖床の堆積岩の浸食により、悠久の年月をかけて形成されたもので、この地ならではの唯一無二の景色である。


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インスピレーションポイント(Inspiration Point)


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尖塔の巨大な円形劇場が眼前に広がる。


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公園内で最も高いところに位置していて、展望台からみる夕景は特に幻想的で有名だとの話し。
それは後ほど訪れることにして、その先にあるブライス ポイント (Bryce Point)へと向かった。



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